

2024年05月08日
Armをはじめとする世界的な半導体企業各社とAI・人工知能EXPO【春】に共同出展~『小さく始めるAI』をコンセプトに新たな事業や市場を創出~
エッジAIを開発・提供する株式会社エイシング(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:出澤 純一)は、Arm(アーム株式会社)をはじめとする世界的大手半導体企業と共に『小さく始めるAIパビリオン』(第8回 AI・人工知能 EXPO【春】 内)に協賛し、出展します。
■小さく始めるAIパビリオン
『小さく始めるAI(Small Start MCU AI)』をコンセプトに、MCUベースAIの認知・普及を目的としたパビリオンです。ハイエンドなPCやプロセッサを必要としないMCUベースAIの可能性を紹介します。
MCUに搭載可能な独自AI技術を強みとするスタートアップであるエイシングは、本パビリオンを起点としてMCUベースAIの新たな事業や市場を創出していきます。
■小さなAIのメリット
MCUはワンチップで装置内に組み込むことができます。ワンチップであることのメリットは、小さいフットプリント、低コスト、省電力が挙げられます。また、ファームウェアとして装置に組み込みが可能となり、外部開発コードに依存することもありません。
単純な性能比較ではMCUよりもプロセッサが優位なことは紛れもない事実ですが、開発コストと部材・製造コストに着目すれば小さなAIの価値がみえてきます。
自動車を例にすると、自動運転やConnected Carなどの中枢領域は大規模なAIが必要となりますが、バッテリー管理や小型モーターの安全制御、部品故障の予知保全といった末端領域では小さなAIが価値を持ちます。
■エイシングのエンドポイントAI
クラウド上で行っていた学習と予測のうち、予測機能をエッジ(末端機器)にもたせたAIをエッジAIと呼びます。エイシングが開発したAIはエッジAIの中でもエンドポイントAIに分類されるもので、MCUなどのエンドポイントで学習機能と推論機能を実行することが可能です。

クラウドAIでは豊富な計算リソースを活用可能である反面、予測時に通信遅延が生じたり、情報漏洩のリスクがあります。エッジAIでは計算リソースに制約はあるものの、予測時の通信遅延がなく、通信量も学習時に必要なだけです。エンドポイントAIでは学習や推論の両方をエンドポイントで制御処理などと一緒に実行できるため、リアルタイムに推論結果を利用することができます。
■第8回 AI・人工知能EXPO【春】
会期 : 2024年5月22日(水)〜24日(金)10:00-17:00
会場 : 東京ビッグサイト(西展示棟)
小間番号: 3-50
事前来場登録フォーム: https://www.nextech-week.jp/spring/ja-jp/register.html?code=1039556716167554-QDL
出展社サイト: https://x.gd/YYOky
公式サイト : https://www.nextech-week.jp/spring/ja-jp/about/ai.html