振動抑制AI
AI-PID制御による生産性と品質の向上を両立する革新的アプローチ
起動時などの機械の振動を迅速に抑制する、固有の制御AI技術により、
生産工程における品質を向上させるとともに、現場の生産性を向上させます。


大手製造業をはじめとした豊富な取扱い実績がございます

振動に関するお困りごとはありませんか?
予期せぬ振動で
不良品が発生してしまう

生産性と品質の
両立が難しい

現状の制御では
振動を抑えきれない

PID制御に将来の振動量を予測するAIをAdd-Onし、
既存制御の高度化を実現します。

AI-PIDとは機器や生産設備などで使用される制御処理(モーター制御、油圧制御など)に対して制御指令値をAIで補正する技術です。 例えば、生産機器で発生する振動抑制などで活用することができます。 フィードバック制御の一種であるPID制御では、振動が発生してから制御量を調整するため、始動時の安定までの時間の短縮や、急激な外乱による影響、機器の個体差による微妙なずれなどは通常の制御ブロックだけでは対処しきれないものが多く、避けることが困難です。そこで、AIをPID制御にアドオンすることにより、制御対象の将来状態を予測し、先回りして制御量を補正することで制御の安定性向上が可能となります。 そのため、AI-PIDの技術を活用し、既存制御を高度化することで、製品品質の向上や不良品削減を実現できます。

振動抑制時間を
10分の1に短縮
※オムロン社事例

不良品を年間
5,000万円分削減
※1工場あたり オムロン社事例

生産性と品質の
両立を実現
活用できるデータの例

送り速度データ

工場内の温度や湿度データ

原材料の位置ずれ量データ
活用例 USE CASE
振動抑制AIソリューションの適用例

オムロン株式会社との事例
振動抑制AIソリューションの技術を用いてオムロン社とバッテリーセパレータフィルム用巻取り機の制振制御性能を向上させる取組を行いました。バッテリーセパレータフィルム用巻取り機で、2種類のフィルムを巻き取りながら貼り合わせていく際、各フィルムの性質の違いにより、それぞれ異なる振動が発生し、振動を抑えるまで不良品が発生し続けてしまうという課題があり、既存の蛇行制御機構では、振動を抑えるために10秒程度かかっていました。そこにエイシングのAIをアドオンしたところ、制振までの時間を約9秒短縮することに成功しました。
その結果、1工場あたり年間5,000~6,000万円分の不良品削減を実現することができました。
適用業種例
- 製造業
- 建設業
- エネルギー・インフラ業界
導入方法
当社のサービスページでは、お客様のニーズに合わせて様々な導入フェーズを用意しています。 調査、研究、開発、量産、運用の各フェーズにおいて、スムーズな導入をサポートします。 詳細については、サービスページをご確認ください。
AI導入からAI実装や実際の量産・運用に至るまでの全提供サービスは以下の通りです。
生産設備へのAI導入からAI実装や実際の運用に至るまでのプロセス例は以下の通りです。